穏やかクレセリアの可能性
どうも、久しぶりに真面目なポケモン記事を投稿したいと思って投稿しました。
今回は、このクレセリアのことを扱った記事です。
皆さんクレセリアと聞いてどういう型を思い浮かべますか。
ゴツゴツメットをもたせた物理受けクレセリア、耐久を盾に瞑想を積む瞑想クレセリア、トリックルームや三日月の舞を覚えさせた受け兼サポート役のクレセリア、等々いろんな型があると思います。
今回扱うのは、レートでは滅多に見掛けない"特殊受け"クレセリアです。
特殊受けクレセリアやHDクレセリアと検索エンジンサイトで検索すると、過去に使ったことがある人がいるみたいです。
ただ、その話は5世代や6世代の話です。
今回なぜ特殊受けクレセリアを扱うのかというと、7世代レート環境で1、2を争うレベルで猛威を振るっているカプ・テテフの安定した引き先として扱えるという点です。
では、HDクレセリアに対して、カプ・テテフが覚えている主要な技がどのくらい入るのか、ダメージ計算をしてみたいと思います。
(以下のダメージ計算結果は全て、カプ・テテフの特攻に努力値252、性格穏やかのクレセリアのHPと特防に努力値252、防御に4が振られていること、技はサイコフィールド下で撃たれることの3点を想定しています。)
1、臆病カプ・テテフ
①サイコキネシス
35〜42(15.4%〜18.4%) 乱数6発
②サイコショック
44〜52(19.3%〜22.9%) 乱数5発
③ムーンフォース
51〜60(22.4%〜26.4%) 乱数4発
④シャドーボール
56〜68(24.6%〜29.9%) 乱数4発
2、控えめカプ・テテフ
①サイコキネシス
38〜45(16.7%〜19.8%) 乱数6発
②サイコショック
48〜57(21.1%〜25.1%) 乱数4発
③ムーンフォース
54〜64(23.7%〜28.1%) 乱数4発
④シャドーボール
62〜74(27.3%〜32.5%) 確定4発
3、拘り眼鏡+臆病カプ・テテフ
①サイコキネシス
52〜62(22.9%〜27.3%) 乱数4発
②サイコショック
66〜78(29%〜34.3%) 乱数3発
③ムーンフォース
75〜88(33%〜38.7%) 乱数3発
④シャドーボール
84〜100(37%〜44%) 確定3発
4、拘り眼鏡+控えめカプ・テテフ
①サイコキネシス
57〜68(25.1%〜29.9%) 確定4発
②サイコショック
72〜85(31.7%〜37.4%) 乱数3発
③ムーンフォース
81〜96(35.6%〜42.2%) 確定3発
④シャドーボール
90〜108(39.6%〜47.5%) 確定3発
(ダメージ計算はポケモントレーナー王国さんのダメージ計算機SM Ver.1.7を利用しました。)
ここまでにテテフ受けとして多くのポケモンが使われてきたと思います。
ヒードランやテッカグヤ、ギルガルド、受けルで言えば、アローラベトベトンやラッキーなど。
しかし、このクレセリア以上に"カプ・テテフ受け"という意味での安定性を持ち合わせているポケモンは居ないのではないでしょうか。特に受けルでは、ベトンやラッキーでは見れない眼鏡テテフまで受けられる性能を持ち合わせている点はかなり評価できると思います。
ここまでテテフを受けられるということを記述してきましたが、もちろんこのポケモンにも難点があります。
それは、特殊技を打ってくる主要なポケモンの殆どに弱いという点です。
シングルレートでいうと、メガゲンガー、リザードンY、ギルガルド、ヒードラン、眼鏡or悪Zゲッコウガ、霊獣ボルトロス、ウルガモス、眼鏡or珠or悪Zサザンドラ、です。
これらをケアできる構築ならば、いい働きをしてくれると思います。
ここまで拙い文を読んで頂きありがとうございました。
誰かに使って頂ければ幸いですし、少しでも参考なったと思って頂けただけでも嬉しい限りです。
物理受けとして生きることが危ぶまれているクレセリアが今後も活躍してくれることを祈って、筆を置きたいと思います。
追記8/17
ジャラランガの専用Z技が発表されましたね。教え技に何が来るか分かりませんが、なんとこのポケモン、今のところZ後のジャラランガの技、逆鱗と後攻しっぺ以外の全て受かります。以上です。